人生を少し変える 朝1時間ですべてが変わるモーニングルーティン 書評

今回は「朝1時間ですべてが変わるモーニングルーティン」の書評をご紹介致します。   あなたは、朝が重要だと聞いたことはありませんか? ただ、その重要な時間を2度寝や スマホをみて無駄に過ごしていないでしょうか? それが悪いといいたいのではありません。 もしそれを少し変えるだけで、あなたの人生が好転すると聞いたら どうでしょうか? この本では、朝の過ごし方をかえるメリットをわかりやすくおしえてくれ、 そして、人生を変える手助けになる本になります。

作者

池田 千恵 氏

 

書評

あなたは自分なりの朝の習慣を持っていますか? そのあなたの習慣に少し加えるだけで、あなたの人生をよくする方法をおしえて くれる内容をご紹介致します。 ちなみに、この本では朝の1時間の活用と書かれています。 これは、1時間のうち最初の30分をタスクの分解、残り30分を種まき実行という形に分けて考えています。 それについて少し書いていきます。

1、タスク分類とタスク分解

まず、タスクについて簡単に解説致します。 タスクとは労働者が遂行すべき仕事、あるいは作業の最小単位を指します。 例えば、朝新聞を読む、〇〇社に電話する、〇〇社に営業に行く などのやる行動と今回はとらえていただいてもよいと思います。   ここでは、タスク分類とタスク分解に分けて考えていきます。 タスク分類 ⇒重要性・緊急性のマトリクスを活用したフレームワーク を指しており、 上で言った、仕事を重要性、あるいは緊急性などに分類分けをして管理をすることを指します。 この本では、今日やる仕事を先に全て書き出し、重要性の高さと緊急性の高さで区切り、そのなかで、仕訳を行います。作者の方は仕訳をさらに色分けして視覚でわかるようにしています。   タスク分解 ⇒作業内容を細分化すること これは、タスクは大きく、大雑把な場合があります。 例えば、営業の案件をとるというタスクがあったとして、 アポイントをどうするか、提案資料はどうするか、利益を含む損益分岐点と妥協点はどこまでにするかなど 大きなタスクを分解して、よりひとつひとつの作業に落とし込み、達成をすることを積み上げて、大きなタスクの達成とするやり方を指しています。   この本では朝の30分で達成できること、さらに習慣化をすることも考えて書かれているように見えます。 そのため、タスクを細分化し、達成することが容易なものを必須の達成する項目にきめて、実行をするというように書かれています。 例えば、朝の運動をテーマに、ランニングをすることをタスクとして考えた場合、これを分解して、ランニングウェアに着替えることを必須のタスクとすることを最初の習慣としたことです。 着替えることを1つの起点として、雨が降っても、台風の日でもこれは可能です。走るかどうかは別の問題になるように見えますが、着替えることを習慣化することで、走りだすまでのハードルを下げることができ、より達成しやすくなります。

2、オススメの種まき

これは、この本ではこう書かれます。 自分の強みの棚卸と読書と書かれています。 自分の強みの棚卸とは 自分の強みとダメ出ししたくなることを書き出すことです。   読書では朝の読書をお勧めしているのは、読んだ知識をその日で実施をすることができる。朝学んだことを当日中にアウトプットできることでおすすめをされています。

まとめ

まずは、将来に何をするのか、どのような問題を解決したいのかを考える必要があると思います。 例えば、将来この職種につく、あるいは健康的になりたい などでよいと思います。 前者のこの職種に就くということを分解していくと 資格を取ることや、それ相応の知識や法律の理解などが出てくるかもしれません。 そうしたら、今度はそれを実行するために、朝の30分専門書を読むことや、 職種についている方の話を聞くやその人のブログや本、動画などを見て勉強するということでもよいと思います。単純に資格の勉強をするでももちろんOKです。   後者の健康的になりたいとするならば、 今の自分の問題をみつけること、 運動不足、栄養不足、などが上がるかもしれません。 そのため、朝のストレッチ、軽い筋トレ、ランニングをすること、 朝、スムージを作り飲むこと、栄養剤を飲むこと、きちんとした食事をとる などが上がると思います。 そして、それを実行すること などがあげられると思います。   前者、後者ともに、何をしたいか、何が問題かというテーマを見つけ、あるいは作り 具体的に達成するためにどう行動するか そして、実行する という簡単なプロセスを踏んで考えたつもりです。 まずは、このようなことを考え実行することを朝することで、 あなたの人生は間違いなく好転するという話をしてくれています。   それは、朝の1時間は1年365時間で約15日分に相当し、これを10年続けると150日になります。これだけの努力をしている人は、そうはいるとは思えません。 くだらないことや小さなことでも積み重ねれば、大きな力になると思います。 これは私見が入って申し訳ありませんが、ぜひ考え実行をすることをお勧めさせてください。 これは、すごく簡単にまとめ、文書にしたつもりですが、続けるということのために実は結構ハードルが高いと思います。 その中で、続けた先にあなたの人生の好転があると思います。 ぜひ、明日をよくするために、朝、何かを考え始めてみましょう。 あなたの人生がもっとよくなることをここからお祈り申し上げます。 それでは